ペットボトルのキャップは「ポリプロピレン」というプラスチックでできています。リサイクルすれば、再生して使える資源です。そんなペットボトルのキャップに注目した人たちがいました。2005年5月、神奈川県内の女子高生がペットボトルのキャップを集め、医療支援に換える運動を始めようと、いくつかの団体に活動への参加を呼びかけたところから活動が始まりました。その後、多くの市民団体が賛同し、ペットボトルのキャップを集めて、世界の子どもたちにポリオワクチンを寄付する「エコキャップ運動」がスタートしました。
ポリオとは小児麻痺のこと。治療に使われるワクチンは1本約20円。集められたペットボトルのキャップはリサイクル業者に売却され、収益を寄付してポリオワクチンを購入する仕組みです。キャップを約800個集めることで、ワクチンを1本買える計算になります。
世界の子供にワクチンを届けましょう!
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