フィリップ先生が「プラスチックストローの使用が禁止」のニュースを教えてくれました。
今年の7月からシアトルのレストランでプラスチック製のストロー、フォーク、スプーンなどの提供が禁じられるそうです。
全米各地の多くのレストランでも、自主的にストローの配布をやめる動きが広まってきているようです。
英国はストロー、マドラーなどの使い捨て製品の販売を検討、エリザベス女王が王室施設でのストローをはじめとしたプラスチック製品の使用を廃止するよう指示をだしたり、スコットランドは2019年までにストローをなくす計画、台湾では2030年までにストロー、レジ袋などを禁止する予定、インド、ブータン、バングラデシュ、モロッコ、エチオピアはレジ袋を禁止、フランスは2020年からプラスチック製の食器類の禁止など全世界に広がっています。
自然分解されない、たった1度使用しただけでゴミ処理場に埋め立てられることが多いなど以前からプラスチックが環境に与える悪影響は問題になっていました。
海洋ゴミ問題も深刻です。アメリカでは1日5億本のストローがたった1度使用されただけで破棄されて、その多くが海のゴミへ変わっていくそうです。
ゴミに変わるだけではありません。海洋生物の窒息死、魚の誤飲などが起こっています。ウミガメの鼻にストローが刺さった写真をみると心が痛くなりました。
このままの状態が続くと、30年後には海中のプラスチックのゴミの数が魚の数を上回ると言われているそうです。
日本でもプラスチックのリサイクル、買い物袋を減らすなどをしていますが、もっと何か出来る事がありそうですね。
2018年4月27日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿